子ども

子育て支援員の必要性について

子育て支援員てどういう仕事なの?

みなさんは、「子育て支援員」という仕事についてご存知でしょうか。
子育て支援員というのは、「保育士以外で子供に関わって働く人」のこと。

実は今、この子育て支援員の必要性が叫ばれています。
では、この子育て支援員とはいったいどういう目的で行われているものなのかについて考えていきましょう。

学童保育などの必要性

子供に関わる仕事をするのは、保育士だけではありません。
子供が大きくなれば、保育園を卒業して学校に行きますよね。

しかし、学校というのは15時や16時に終わってしまうことがほとんど。
高学年の子どもであれば一人で家に帰って家に入って…ということができるようになりますが、低学年ではまだまだ不安ですし、1人で家に置いておくのも怖いという親御さんがたくさんいます。

そこで、はじまったのが「学童保育」です。
学童保育では、17時くらいまで子供たちを預かってくれますので(3年生までというところがほとんど)、働く親御さんがこの学童保育を利用しているというケースが非常に多くなっています。

この学童保育で働くのが、子育て支援員です。
子育て支援員は、他にも以下のようなところで働いています。

○学童保育(放課後児童クラブ)で子供たちの世話をすること
○乳児院・児童養護施設で働く
○小規模な事業所で働くケースもあります
○障害者に関する施設などで働くことも
○ファミリーサポートセンターで働くこと
○地域で子育てに関する事業所ではたらくこと

上記をみてもわかりますが、学童も働く場所に入っていますね。
このように、子供に関わりながら働くというのが「子育て支援員」の仕事になります。

この子育て支援員、実はかなりの需要があるお仕事。
実は、子どもがいる母親で「働きたい」と考えている人の多くが、「子供に関わる仕事をしたい」「子育ての経験を活かしたい」と考えていることがわかっています。

もちろん、仕事で子供と接するのと自分の子供に接するのではいろいろなことが違ってきますが、子育て支援員の存在は
単に「子供たちをあずけることができる場所が増える」というだけではなく、働きたいと考えている女性が働ける場所を増やすことにもつながるのです。

子育て支援員として働くには研修を受ける必要がありますが、それでも子育て支援員は多くの女性の活躍の場を広げることができる存在となる可能性があります。
今後とも、子育て支援員ができることは増えていく可能性がありますので、いろいろな女性にチャレンジしてみてほしいですね。