食材

「こども食堂」を知っていますか?

子供を取り巻く現状を知ってください

みなさんは「ねりまこども食堂」という食堂をご存知でしょうか。
あちこちの媒体で紹介されている、この「ねりまこども食堂」が、注目を集めています。

この「ねりまこども食堂」を紹介している「ハピママ」というサイトによると、
なんと今は六人に1人というこどもが「貧困」になやまされていると言われています。
その貧困家庭の子どもの中には、本来とるべき三食の食事さえとることができないというケースもあるとか。

これは別の食堂を紹介した記事の話ですが、夏休みは給食がないために新学期に痩せ細って登校する子供も少なくないと言われています。
ハピママの記事でも紹介されていますが、実は貧困の他にも
「親が働いているために1人でご飯を食べている、もしくは子供だけでご飯を食べている」というケースが多々あるそうです。

そんな子供たちの状況を改善しようと、開設されたのが「ねりまこども食堂」の存在です。

300円でお腹いっぱい食べられる!「ねりまこども食堂」の取り組み

「ねりまこども食堂」は、日ごろは講座などが行われている施設をその時に借りて、夜に開設しているボランティア食堂。
運営は寄付で行われており、スタッフはボランティアで働いているとか。

寄付がどのように行われているのかと言うと、たとえば農家で余った野菜をつかったり、食堂から譲ってもらった器具を使うなどして行われているとか。
この「ねりまこども食堂」では、ひとり300円でお腹いっぱいご飯を食べることができます。

大皿にもられたおかずを取り分けて、子供たちがみんな仲良くご飯を食べています。

ただご飯を食べるだけじゃない温かさがそこにある

「ねりまこども食堂」の目的は、ただご飯を食べるだけにとどまりません。
みんなで一緒に楽しくご飯を食べることができる、そんな空間を提供しているのがこの「ねりまこども食堂」です。

「ねりまこども食堂」では、多くの子供たちが並んでご飯を食べていますので、「みんなでご飯を食べる楽しさ」を味わうことができる楽しみがありますね。
最近は、この「ねりまこども食堂」に似た形の食堂がたくさん出てきているようで、子供を守ろうという取り組みが広がっていることがわかります。

成長期の子供たちが、しっかりとご飯を食べることができるように…。
そんな願いを込めて、運営がされている食堂です。
ぜひ、多くの人にこの「ねりまこども食堂」を知ってもらい、そこから子供たちが笑顔でご飯を食べることの大切さを学んでほしいですね。