子育て

保育士と子育て

保育士が子育てをするのは難しいという現実

実は、保育士が子育てをするのは難しいという現実があります。
保育士の仕事内容についてはきちんと知られていても、保育士が抱えている悩みなどはあまりよく知られていない
という現実がありますので、この点に関しては多くの人に知ってもらいですね。

人の子どもを育てるために、本当に多くの努力をしている保育士が、実は「子育てと仕事の両立に悩んでいる」ということを、多くの人が知るべきです。
これは、「保育士ネット」で紹介されている一例です。

働きたいけれど、子供を預ける場所がない…

保育士の仕事は、働いている親のために子供を預かり、勤務時間の間のお世話をする」というものです。
しかし、皮肉なことに「保育士の子どもを預かってくれる保育園がない」という事態に…。

今は待機児童の問題があちこちで叫ばれていますが、子供を預ける場所がないというのは保育士にも反映していることだというのが悲しいですね…。
保育士として働きたい気持ちは十分にある、でも働く場所がない…。

保育士が足りなければ、ますます保育園の倍率が高まってしまうということを考えると、これはすておくことができない事態です。
一体、どうしたらこの事態を防ぐことができるのでしょうか。
このままでは、悪循環と言うことになりかねませんよね。

質のいい保育士さんを集めることがまず大変と言われてますが、こうして働くことができない保育士さんがいるということで、ますますそれが大変になる可能性があります。

時間帯の問題

保育士の仕事だと、だいたい勤務時間が19時を過ぎることが多いです。
自分の子どもを保育園に預けたとして、その時間までに迎えに行かなければならないのに、働きに行くということができるでしょうか。
そういった難しさがあるということも、私たちは知らなくてはなりません。

保育士をやりながら自分の子どもを育てていくということは、本当に大変なことなのです。

良質な保育士の確保は、どんな保育園にとっても大切なこと。
だからこそ、1人でも多くの保育士がきちんと働くことができるような環境づくりをしっかりとしていきたいものです。
ぜひ、こういった「環境づくり」について、多くの人に考えてみてほしいと思います。

保育士が明るく元気に働くことができるような環境づくりを、ぜひ国に進めて行ってほしいと思いますし、
また国にこういった事情について理解してもらい、より多くの保育士が働くことができるようにしてほしいと思いますよね。