学校

学生ボランティアで運営される「ガクボラ」

保育士というと小さな子供を対象にする仕事ですが、「子供」は小さな子とは限りません。
中学生や高校生だって、保育園児よりは大きいですがまだまだ子供ですよね。

そんな中学生や高校生の進学を後押しするための取り組みが、各地で行われていることをご存知でしょうか。
そのなかのひとつ「ガクボラ」をご紹介します。

塾に行きたいけれど、行くことができない子供がいます

高校生になってから大学を目指すなら、やはり多くの場合「塾」に行く必要が出てきます。
やはり塾に行かないと、大学受験に合格するための準備がしにくいところはありますよね。

しかし、塾と言うのは決して安くはありませんので、行くにしても多額のお金を準備できなければ行くことがえきません。
このハードルの高さから、塾に通うことができず進学が危ぶまれている子供がたくさんいます。

そこで、「ガクボラ」ではそんな子供たちに勉強を教える学習ボランティアをあつめています。

「ガクボラ」ってどんな活動をしているの?

では、「ガクボラ」の具体的な活動についてみていきましょう。
ここでは、経済的な理由があって「学習をしたいと思っているけれど、できない」という人のための支援をしています。

勉強をしたいと思っているのに、経済的な理由でそれをあきらめなければならない。

それは、とても悲しいことですよね。
だからこそ、学生ボランティアや社会人ボランティアが中心となり、子供たちに学びの機会を作ってもらうための支援を行っています。

実は、小さな子供に対する支援についてはいろいろなところで充実しはじめていても、
中学生や高校生といった子供たちへの支援に関してはまだまだ進んでいません。
特に高校生ともなると多くの学生が塾に行きますが、経済的な理由から学習ができず、
そのために大学進学をあきらめなければならないというケースも多発しているそう。

だからこそ、こういった子供たちを助けたいというボランティア団体が活躍をしているのです。

自分の特技を生かして、ボランティアを

こういったボランティアは、もともとその人が得意としているものを中心に行われます。
例えば、「先生を目指している」という場合は、こういった場が学びの機会になりますよね。

また、簿記や理数系が得意だったり、英語ができたりというばあいも知識を役立てることができます。
オリジナルの教材を作ることもでき、自分でも学びの場が広がりますよ。

ぜひ、機会があったらこのボランティアについて考えてみて下さい。
多くの子供たちが、学生ボランティアや社会人ボランティアを待っています。