保育士の転職での履歴書のコツ

保育士として転職活動をしていくならば、求人先から求められるような情報を提示していくことが大切になります。

転職活動で必要になるのが履歴書ですが、1枚の書類の中だけでも自分の過去の実績ややる気を表現することは可能です。

まず履歴書の種類についてですが、100均ショップや文房具店に行けば数枚入りのものを簡単に購入できます。

履歴書の書式は決まっていますが、備考欄の部分の項目が若干異なる種類のものが販売されています。
種類はいろいろありますが、文章を記入するタイプと項目別に記載をするタイプとに分類されるでしょう。

文章が苦手であまり長い文章を書きたくないという人は「趣味」や「特技」といった細かい項目別に分かれているタイプのものを選びがちです。

ですが転職活動においては文章によるPRはかなり重要な意味を持ちますので、できれば記載欄の大きめの文章タイプのものを選ぶようにしてください。

履歴書の基本的な記載事項としては、自分の氏名や住所、写真、学歴と職歴がA3用紙の左側で、
右側には資格欄や特技・趣味・自己PRなどを記載していくことになります。

大前提となるのが履歴書は「黒または青のボールペン(修正不可のもの)」で「手書き」「修正液は使わない」ということです。

丁寧に自分で文字を記載していくという事こそが、履歴書作成のためのポイントとなります。

保育士として自己PRをしていく項目

履歴書の記載方法については多くの就活サイトで紹介されているのでそちらを参考にしてもらうとして、
それでは保育士らしい自己PR方法とはどういうことかということを説明していきます。

まず最も重視していきたいのが「志望動機」および「特技」欄です。
「志望動機」ですが、一般的な履歴書の場合、記載できるのは空欄の中に3~4行程度でしょう。

履歴書の書式によっては「特技」や「趣味」といった欄がなく、まるまる「志望動機」欄として大きく取っているものもあります。

あまり細かい文字を多く書くよりも、わかりやすく短く記載した方が印象がよくなりますので、
志望動機を3つくらい箇条書きで挙げてみてから文章に書き直すようにしてみてください。

具体例としては「保育業界の魅力は人と多く関わり、子供の成長を間近で見られるということです」といった大きな志望動機に加えて
今回の求人に関する動機を記載していくと印象がよくなります。

このとき前職で主任クラスや担任をしたことがある人は、そのことも少し触れておくと職務経歴書へのよいつなぎとなるでしょう。

いずれにしても求人を出している側にとっては、短い中に求職をしている人のスキルや考え方が窺えるということが大切になります。