紙皿を使った七夕飾りの作り方とコツ

子供用工作でのマストアイテムにもなっているのが紙皿です。
紙皿はホームセンターや100均ショップのアウトドアコーナーに行けば安価でまとめ買いをすることができますので、ぜひ子供さんのいる家庭ではいくつか購入をしておくことをおすすめします。

紙皿のよい点は、安全性が高いということと、意外に丈夫でいろいろな使い方ができるということです。
また紙製ということもあって表面に画材で絵を描くこともできますし、ボンドやセロテープなどでしっかり固定することもできます。

紙皿を使った工作をしておすすめしたいのが七夕の飾りです。
七夕は年中行事の中でもストーリー性のあるイベントなので、工作でそれを表現していくという楽しみ方があります。

用意するものは紙皿2枚にハサミ、それに絵を描くもの(色鉛筆・ペンなど)です。
まず2枚のお皿にそれぞれ円の中心まで1本の切り込みを入れます。
それから片方のお皿に夜空の絵を書いて、もう片方のお皿に織姫と彦星の様子を書いておきましょう。

絵が完成したら夜空を書いた方のお皿を上にして重ね、切込み部分を重ねて下のお皿を数センチ上のお皿から見えるように差し込みます。
そこから飛び出した差し込み部分を円に沿って回していくと少しずつ絵型が変わっていくようになるので、繰り返しくるくる回しながら景色の変化を楽しむことができます。

なお、この時お皿が回転すると絵柄がお皿の裏側にこすれてしまいますので、クレヨンの厚塗りにしないようにするのがコツです。
こすっても絵がぶれない色鉛筆やペンを使うと、何度も回して楽しむことができます。

紙皿を使った工作の他の楽しみ方

紙皿を使った工作方法は本当にたくさんあるので、ぜひ家庭や保育園で工夫をしてもらいたいです。

簡単にできるおすすめの工作方法が「王冠づくり」です。
作り方は紙皿の凸凹がない中央部分にだけ8等分になるようにカッターで切り込みを入れていきます。

それから切った部分を立ち上げるように折りこむとちょうど王冠のような形になるので、それに模様を描いて完成です。
お誕生日会など子供が主役の席では簡単にできて可愛らしいパーティーハットになるので家庭でも作ってあげるとよいでしょう。

また、小さな子供でも作れるおもちゃとして、うちわもあります。
割り箸を紙皿の背後に貼り付けることで簡単なうちわが完成するので、表側に自分で絵を描いたりお気に入りのシールを貼り付けたりしていくと自分だけのオリジナルうちわにできるでしょう。
紙皿を二つ折りにすると鳥のような見た目になるので、目や羽の絵を書き込んで作るというのも子供が好きな工作方法となっています。

色紙があると切り絵のようにして紙皿で形が作れるので、一緒に購入しておくと便利です。