牛乳パックを使った間違い探しの作り方とコツ

牛乳パックはトイレットペーパーの芯や白色トレイなどと並んでよく使われる、子供の工作用材料の一つです。

牛乳パックを使った工作方法はたくさんありますが、今回はちょっと変わり種として間違い探しを紹介していきます。
間違い探しといえば子供が大好きな遊びの一つですが、それを手作りにすることで作る楽しみと遊ぶ楽しみを一緒に感じられるのです。

作り方としてはまず不要になった牛乳パックを2本用意して、先端の折込部分を切って直方体にします。
そこに6面すべてに色画用紙を貼っていくのですが、このときできればそれぞれの面が違った色にすると探しやすくておしゃれな見た目になるでしょう。

次に間違い探しですが、側面に貼り付けることができるサイズで、同じ大きさの台紙を10枚前後用意します。
そこに間違い探しとなる絵を描いていくのですが、似てるけどちょっと違う絵を描いていくというのがポイントです。
全部違う絵にするのではなく、数枚は違っていない絵を入れておくとより間違い探しらしくなります。

絵ができあがったら、最初に用意した牛乳パックの側面に貼り付けていくようにします。
この時には側面の配置を同じ場所にしていくことも重要です。

まとめていえば、ほぼそっくりの2つの牛乳パックの直方体を作り、そこに描かれている絵だけがちょっとだけ違っている状態にする、ということです。
できあがったら貼り付けた絵だけでなく直接イラストを描いたりして、そこでも間違い探しになるように異なる絵柄を描いてみるのもおすすめです。

子供と一緒の楽しみ方

出来上がったら、子供と一緒に見ながら間違い探しをしていくようにしましょう。
子供が自分で描いた絵で間違い探しをするという楽しみもありますし、大人が子供の好きな絵柄で作ってあげてそれを楽しむという方法もあります。
いくつか種類を作って難易度を違わせるというのも楽しみを広げる方法の一つです。

一緒に間違い探しをしていくときには、どこがどんなふうに違うかということを会話しながら進めていくとコミュニケーションもとれるでしょう。
手作りであることからちょっとずつ失敗することもあると思いますが、そんなところも一緒に会話にしていくというところに味が出てきます。

慣れてくると子供一人でも楽しむことができるおもちゃになりますし、兄弟やお友達が来た時に一緒に遊ぶこともできます。

市販の間違い探しは冊子の状態になっているので見開きで比べていくのですが、牛乳パックを使った遊びの場合、立体をクルクル回しながら確認していくという平面にはない脳の使い方ができるというのも特徴です。
年齢が高くなってきたら、自分だけで絵をかいてもらったりするのもいいですね。