子供が大勢いるときに楽しい鬼ごっこ
子供と一緒に外で遊ぶときの定番といえば「鬼ごっこ」でしょう。
自分が子供のときにも鬼ごっこで遊んだという記憶がある人も多いことと思いますが、全国各地には伝統的な鬼ごっこがたくさん伝えられています。
子供同士の鬼ごっこではあまり難しくルールを決めずに、わかりやすく鬼をつけるようにするというのがおすすめです。
シンプルで楽しい鬼ごっことしてはまず「ふえおに」というものがあります。
これは最初に1~2人の鬼を決めておき、参加者を捕まえたらそこでその人も鬼になるというものです。
誰が鬼かわかりやすくするために、裏表のある帽子を購入しておいて、捕まったときに裏返すといったルールを決めておくとよいでしょう。
基本的な進め方としては広い校庭もしくは公園内でエリアを決めておき、最初に鬼になる子供に10くらいまで数を数えてもらいます。
あとは自由に走り回って周りの逃げる子供を捕まえて、タッチをするとそこでその人も鬼になるというふうにします。
鬼が入れ替わるのではなく増えていくのでゲームの終了がわかりやすく、最後の方では鬼同士が連携して捕まえるといったこともしやすくなるのです。
最初のうちは鬼の人数を少なくしておくのがポイントで、残った子供にとって段々周りに鬼が増えていくというところが楽しみになります。
他にもあるおもしろいルールの鬼ごっこ
「鬼ごっこ」という遊びは単純なようで奥が深く、世界中に似たような遊びが存在しています。
日本国内にも独自のルールを持った鬼ごっこがされていることがあり、遠方から引っ越しをしてきたという保育士さんの話を聞いてみるとおもしろいルールのものを教えてもらえるかもしれません。
ちなみに鬼ごっこについては「一般社団法人鬼ごっこ協会」という団体があり、鬼ごっこの普及活動をしています。
2020年の東京オリンピックでも競技として鬼ごっこをしようという運動もしていたくらいで、なかなか活動の真剣さが伺えるでしょう。
この競技としての鬼ごっこには正式なルールも定められており、時間内に宝探しと相手の捕獲という両方を目的にしています。
ちょっとおもしろい鬼ごっことして「色鬼」という、鬼が指定した色のものを触れなければ捕まってしまう、というルールのものがあります。
他にも「高鬼」という合図をしたら高いところに登らないといけないというルールや、「氷鬼」というタッチされたらその場に固まって動いてはいけなくなるといったものもあります。
ルールを増やしていくことで子供たちの逃げるための工夫もしやすくなりますので、ぜひ参加をする子供たちの成長に従って、鬼ごっこの種類を提示していけるようになっていくと良いですね。