落ち葉遊びに適した環境

秋になると、街路樹からたくさんの落ち葉が出るようになります。
昔は庭先の落ち葉を集めて焼き芋などをしたものですが、現在では野焼きは禁止されていますし、ご近所への迷惑にもなるので、そうそう簡単に落葉焚というわけにはいかないでしょう。

そんな落ち葉は子供にとっては珍しい遊び道具にもなります。
季節限定でしか見ることができない景色となりますので、遊びの中に取り入れていくことで、子供に自由な発想を促していくこともできるでしょう。

まず落ち葉で遊ぶ時におすすめの場所となるのが近所の公園など広い場所です。
街路樹のある公園では広めの遊歩道があるところも多いと思いますので、交通が安全な場所を見つけて、そこで一緒に落ち葉探しをしてみましょう。

秋の落ち葉は色鮮やかなものが多く、たくさんの中から探していくことで面白い形をしたものも発見することができると思います。
公園や山道などではどんぐり拾いもできると思いますので、秋らしい風景を一緒に探してみるというのもいいですね。

準備するもの・服装

子供と一緒に落ち葉広いをするときには、まず服装に注意をして安全を確保してから行いましょう。
秋口は日が落ちるのも早いですし、天候が急に変化することもあるので、長袖を着用するとともに一枚多めに上着を持っていき、傘や雨具も遠出をするなら必須道具です。

また、落ち葉が多い遊歩道で行うときには周囲を通行する人に注意をする必要があります。
子供は夢中になってしまうと周囲のことを全く気にせずまっすぐ走っていくという特性があるので、落ち葉をおいかけて車道に出るということがないようにしましょう。
それと最近は自転車ブームもあってか猛スピードで歩道を通行するマナーのよくない自転車もいるので、あまり歩道での落ち葉拾いはおすすめしません。

拾った落ち葉を持っていくためにはビニール袋などを用意しましょう。
できるだけ状態のよいものを持ち帰りたいということであれば、100均ショップなどで売っているクリアファイルが便利です。
まとめてファイルをすることができるクリアフォルダなら、落ち葉を種類ごとにまとめてもって帰ることができます。

楽しみ方

落ち葉拾いのよいところは、現地で楽しんだあと自宅に持って帰って、そこでまた楽しみを広げることができるという点です。
画用紙に拾った落ち葉を貼り付けてそこから連想する絵を描いてみたり、葉っぱと葉っぱを組み合わせてなにかの形にしてみたりと、子供の想像力で遊びを広げていくことができます。

大きな葉っぱはそのままお面などとして改造することもできますので、秋ならではの工作として楽しんでみるとよいでしょう。
ただし落ち葉は乾燥するとすぐにボロボロになってしまいますので、作った作品を長く保管したい時は早めにビニールなどでカバーをしてあげてください。