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保育士として働いている方、保育士を目指している方、保育士の仕事に興味がある方は、ぜひ当サイトの記事をご覧になってみてください。

 

保育士のおかれている現状

保育士は、現在全国的に求人が増加している職種の1つです。

慢性的な人手不足といわれている職種としては、看護師などの医療関連職や介護士やホームヘルパーなどの介護職がなにかと問題視されているところですが、保育士やその他保育や託児所などの施設で働く人もまた、かなり長期的な人手不足が続いています。

医療関連職や介護職に比べて、保育士の仕事は子供と触れ合う楽しいもののように思われていることもありますが、実際にはこれらはすべて同じ問題をその業務内にかかえています。

それはすなわち、給与や時間などの待遇面の問題と、もう一つ「人」を相手にする仕事ならではの心理的なプレッシャーの大きさです。

保育士の場合には対面する子供たちだけでなく、その保護者たちや地域の人など非常に多くの人と
職業上の関わりをもっていかなくてはいけないため、それがときに過大なプレッシャーとなり仕事を続けにくくしてしまっていることもあるようです。

潜在保育士の問題点

「保育士」は国家資格であるため、取得のためには所定の学科を卒業したのちに試験に合格をしなくてはならないこととなっています。

まったくゼロから保育士資格を習得しようとしたとき、それにかかる費用は数十万~百万近くかかると言われていることから、取得すること自体が難しくそれだけに保育の仕事分野においては絶対的な優位性をほこっています。

しかしながらそれだけ苦労をして取得をした「保育士」資格も、実際には保育関連の仕事には就職をしなかったり、あるいは一度は就労したけれども短期間のうちにやめてしまいそのまま免許が眠ってしまっているというケースも非常に多く見られています。

そうした資格はあるけれども勤務をしない人材のことを「潜在保育士」ということもあり、
それらの人たちをいかにして保育の現場に戻すかということが社会的な課題となっているのです。

保育の仕事の楽しさを知ってもらいたい

8524bca87c20844a59f11709f9031801_s本来的には、保育の仕事は人を育むという他の仕事にはない大変やりがいのある楽しいものです。
現在保育や教育関連の学科に在籍する学生さんなどは、そうした将来のある子供たちとのふれあいを求めて資格取得を目指しているという人も多いでしょう。

そうした若手人材にできるだけ長く働いてもらえるためにも、実際に保育に関わる人もそうでない人も、何らかの形で現在の保育園やその他の託児施設の実情を知ってもらう必要があります。
そうした小さな意識の変化が、やがて子供たちにとってより過ごしやすい幼少期の環境をととのえ、数年~数十年あとの国を担う大切な人材を育てていくということにつながるのではないでしょうか。

このサイトでは、現在の保育士のおかれている状況について多面的に紹介をしていくとともに、
保育士さんの仕事内容やその楽しさ・やりがいを説明していきます。
また保育士という仕事ならではの悩みなどもとりあげ、どのように改善を目指すべきかの提案などもしていきます。